どうも、イノシシです。

その日そのとき思いついたことを、綴っていきたいと思います。



今日のタイトルは、私が受刑中~出所後を通して常日頃感じていたことです。


言い換えると、

「日本の元受刑者で起業し、活躍している方」



私の知る限りいません。(以下の条件を満たす)

①元からの著名人ではないこと。

②現在、犯罪もしくはグレーな仕事をしていないこと。

③前科を隠していないこと。(公にそのことを公表している)


①に関しては、堀江貴文さん(ホリエモン)や山本譲司さん(元議員)などは除くことになりますね。あとは元関東連合の方たちの著作も結構みかけます。この方たちは、もとからあったネームバリューを上手く(?)活用されていると感じます。「隠そうとしても隠せない。」ってことで、事件を逆手にとったケースともいえるかも。(もちろん、有名だからこそ批判・バッシングのしつこさや量、それに対してのストレスは半端ではないでしょうが…)

②はそもそもあまり公には出てこないですね…。受刑中にも「この人相当頭キレるな~」と思う方に何人かお会いしました。ただ、その方達は出所してからも引き続きほぼ犯罪に近いことをされるようで…。「優秀な前科持ちは地下に潜る」というのが私の中で一つの学びになりました。

③、このケースが一番見当たりません。2ちゃんなどの匿名掲示板やYahoo!知恵袋ではよく見かけるのですが、「実名公開」となると一切ひっかかりません。



単純に考えると、

「誰もやっていない」
「それだけ壁が高い」

わけです。



 私自身このブログを始めるにあたって匿名にした理由は「家族や周辺の方たちへのことを考えて」というのが一番大きいです。事件を起こしたことで大きな迷惑をかけていますし、一種のトラウマに近いものを植え付けてしまっています…。「今更何で掘り返すんだ?」と言われても仕方がありませんし、「穏やかに暮らしている家族にまたあんな迷惑をかけるのか?只の自己満足じゃないか?」という自問自答も…。

私の場合は上記のような理由からですし、、人それぞれの事情があるかと思います。

「そもそも隠して生きるのは何も悪いことじゃない。」
「わざわざ公表する必要なし。正直者が馬鹿をみる。」
「警察に目をつけられている。」
「昔の仲間に復讐される。」

等々。まあ、確かに「壁」は高いですね。

なんかこうやって書いてると、「本当に一生日の目を見ることは無さそうな予感」さえしてきます…
元受刑者のインタビューは全て顔が写ってなかったり、モザイクがかかってたりしますし…



だけど、だからこそ、自分は「やる価値がある」と考えています。


元受刑者でも素顔と実名をさらしていける世の中をつくっていきたいです


開き直るわけではありませんが、「前科を気にせず再出発できる世の中」を当たり前にしたいし、
それによって間違いなく再犯率は下がるとも思います。
(よく見聞きするデータに”仕事の無い前科者は仕事のある前科者にくらべ約5倍再犯に走りやすい”というものがあります。)


「じゃあ、犯罪した者勝ちってこと?被害者はどうなるの?」

と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、


「”厳罰化”、”断罪”が必ずしも最善の選択肢ではない」

ということに少しでも理解いただけたらなあ、と。



その理解を促すための情報もこのブログで発信していきたいです。


PS.  もし上記の条件にあてはまる方がいれば、是非教えてください!!



それでは今日はこの辺で、イノシシでした。