裸でジャンプ

誰?


アイウェイウェイさんです。



誰?

熊?



いや、アイ・ウェイウェイさんです。



このままじゃなんのこっちゃ分かりませんね。

どうもイノシシです。

作品はこちら
アイ・ウェイウェイは謝らない [DVD]
アイ・ウェイウェイ
KADOKAWA / 角川書店
2014-05-30


アイウェイウェイさんの紹介
北京オリンピックのメイン会場であるスタジアムの「鳥の巣」を設計した反骨の中国人アーティスト。現代美術家や建築家や文化評論家など多くの肩書を持つ。だそうです。


ざっくりあらすじ
 アイ・ウェイウェイが、2008年の四川大地震で起きた家屋倒壊(「豆腐建築」以上に劣悪な「おから建築」が原因)の原因調査と、死亡した児童のリスト化を始める。(結果、5000人以上の児童がリスト化)。
 しかしそれにより政府の彼への監視は日ごとに厳しさを増す。警察に暴行されたり、それが原因でそのひと月後、脳内出血の緊急手術を受けたり。さらにはせっかく完成した自身のミュージアムも政府により壊され、挙句の果てには逮捕され数十日におよび拘束されたり、多額のお金を支払わされたり…。(中国政府怖っ!)
 それでも屈せず、政府に対して「FUCK YOU!」と中指を立て突き進み続けるアイ・ウェイウェイの生き様を描いたドキュメンタリー映画。


感想
すごいよ、このオッサン。そして、「中国政府怖っ!」
失礼しました。だけど、本当にすごいんです。

 もう何ていうか溢れすぎるバイタリティ!突き抜けてます。ぶっ飛んでます。だから、人を惹きつけるんでしょう。
 作品中にもありますが、中国ではネットに論文発表しただけなのに「国家政権転覆扇動罪」(なんじゃそりゃ?)って罪名をつけれて「懲役11年」(!!!)なんていうことがあるみたいで…。(ちなみにその懲役11年の判決を受け受刑中の中国人が2011年のノーベル平和賞受賞者)
そんな中で政府に対してケンカ売ってるのがこのアイ・ウェイウェイさん。すごすぎる。
この人のすごさはうまく言葉で説明できないんですが…、心に刺さったいくつかの言葉を紹介。



「おとなしくしていれば、人生は無難だ。でも、わずかな労力でずっと面白くなる。」

「僕は恐れ知らずじゃない。
 むしろ誰よりも恐怖を感じている。だからこそ勇敢に行動するんだ。
 危険の存在を知っているから。何もしなければ、危険は増大する。」

「体制を批判するなら、それを体験し、細部まで提示してこその批判だ。」

「司法の独立性が無ければ誰もが危険にさらされる。
 言論の自由がなければ誰の人生も無駄になる。」



正直、パッと見はただの熊みたいなオッサン。
だけど、中身は本当に自分の信念持って突き進んでいる人。

それともう一つ強烈に感じたのは、

「今の時代は恵まれている。そしてその中で特に恵まれた日本に生まれた。」

ってこと。こうして普通にブログを更新できているのも、言論の自由が保障されているから。
それ以前に、こうして読み書きできる能力があるのも、当たり前に教育を受けさせてくれた環境があるから。


「前科?は?そんなん言い訳になるかボケ!腹括って突き進まんかいっ!!」


って、アイウェイウェイさんの声が聞こえてきそうな気が…。

とにかくみなさん必見の一本です。なんらかしらの勇気、熱をもらえるハズ。ぜひぜひ。

それでは今日はこの辺で。イノシシでした。

FUCK 天安門