【イノシシ獄中日記③】


こんばんは!

正月太りが全く解消されずに肥大化中のイノシシです(´・ω・`)


本日は「未決から懲役(受刑者)になって変わったことのあれこれ」を簡単にご紹介。


まず、裁判で判決が言い渡されて「14日間」が「控訴期間」となります。

この期間の間に「判決に納得がいかない!」となれば控訴し、「判決に従います。」となれば14日間後にそのまま「懲役(受刑)生活がスタート」となります。


じゃあ、「懲役」と「未決」(=判決が決まるまでの間)」で何が違うのか?


以下、ざっくりと説明。(施設によって多少の違いはあると思います。)



「服装」

…未決は「私服」で、懲役は「囚人服」。

よくテレビなんかで見る「灰色のヤツ」。
ちなみに「囚人服」と聞くと「ボーダー」をイメージしそうですが、あれは海外みたいですね。

囚人服3点セット

高知刑務所と高松刑務所は正にこれ!
左と真ん中の二つが「作業着」で右がパジャマです。懐かしい…。
この服に袖を通した瞬間、そしてその自分を鏡で見た瞬間、「あっ、俺めっちゃ囚人や」って痛感しますよ…。

着るとこんな感じ。

囚人服

カラテカの矢部さん、久しぶりに見たな…。


「髪形」

…未決は「なんでもOK」で、懲役は「もちろん坊主」。

ちなみに坊主にも種類があって、「五分刈り」(髪がやや長めの坊主)と「原形刈り」(まんま坊主)なるものが存在。あと、もみあげも「直角」に剃り落します!

刑務所の中

この「直角もみあげ感」、伝わりますか?



「作業をする」

…一番はこれでしょうね!

未決期間っていうのは裁判や追加の取り調べが無い限り「一日中フリー」なんです。いわゆる「超絶暇な状態」。
でも懲役は「日中は作業する」ので、余暇時間は夕方の夕食以降となります。

僕は共犯が同じ拘置所内にいたので、未決のときに使っていた独居部屋(いわゆる一人部屋)でそのまま懲役生活がスタートしました。

具体的な作業内容は…
「ドンキホーテのレジ袋へのチラシ入れ」「スポイト(?)のパック詰め」「灯油廃棄紙袋(パクパクマン!)を折り目つけ」「アサヒビール園の紙エプロンを折る」

(結構有名な企業のものもありましたけど、刑務所に外注したら経費削減になるのかな??)

とか色々やってましたね。これを座って1日中ひたすらやり続ける。そう、やり続ける。恐ろしいまでの単純作業の繰り返し…。

ちなみに作業はいくら早くやっても多くやっても全くメリットは無いんですが、「今日は~個やるぞ!!」なんて1人で勝手に目標設定して暇潰してましたね。もはや「自分でその作業に意味づけするしかない!」という感じで。

ちなみに独居はこんな感じ↓

独居

写真は大阪の刑務所のようですが、高知と高松とほぼ一緒です!

布団の柄まで全く一緒なので全国の一般刑務所は(社会復帰促進センター以外)は全部こんな感じなんじゃないでしょうか?ていうか布団や服の畳み方も決まっていたので、見ていて「あぁ、こんなことも気にしてたな~」なんて思い出したり。

僕はなかったですが、人数が多すぎるときは「独居に2人」なんていう状況もあり、話を聞いただけでゾッとしました。「24時間密室に男二人で生活」。耐えられません。(実際にあったら慣れてたのかな?)

独居 2人

無理でしょ?(汗)



「物品の購入」

…お菓子や食料品を変えなくなります。(優遇菓子を除く)

なので、「未決」で太って「懲役」で痩せる!なんていう人も結構いました。ダイエットにはやはり「食事」が一番大切です。他にも雑誌や本の購入の頻度や回数も変わってきたり。僕は友人がお菓子などを大量に差し入れしてくれていたのですが、それを食べ終わるまでの間に刑が確定してしまい、残りは結局捨てさせれられました…。

だから祝日や季節ごと(GWや正月、運動会)などで配布されるお菓子の内容で一喜一憂。
「うぉっ!カントリーマァムやん!」とか、「いやいや、オールレーズンいらんし…」とか。



「洗濯」

…僕がいたところは懲役と未決で「洗濯できるもの」と「出せる個数」が違っていました。懲役の方は「毎日シャツ、パンツ、ソックス洗濯OK」だけど「未決は出せる曜日が決まっている」なんていう感じで。




とっまあザックリこんな感じですかね(・∀・)

色んな画像を見ていると当時の状況がありありと浮かんできて懐かしくもあり、「もう二度と行くことは無いな…」と思ったり。


明日は

「ドキドキハラハラの初めて雑居(複数部屋)。感じたメリット・デメリット」

を更新の予定です。


それでは今日はこの辺で。イノシシでした!!