世界には、やっぱり「もうやってる人」がいっぱいいます。


ぜひ以下の記事をお読み下さい。


イスマエル・ナザリオ氏は自身が元受刑者であり、約400日間を過ごしたそうです。

彼は主に「少年受刑者」に対して活動をしているようですが、その内容は成人した受刑者にも共通するところが多々見受けられました。

それでは、いくつか気になった点をピックアップ。

(以下引用部は全て「logmi」より)



刑務所は人を更生させるための場所であって、より凶暴に、無気力にさせるための場所ではないはずです。

しかし若者達への出所プランがないので、大抵何も身に付けることなく社会に送り出されます。

そして、再犯を防ぐためのプランも十分ではありません。


これは日本の刑務所でも共通の課題。

やはり「内(刑務所)」と「外(出所後の支援)」の両輪が大事。

自分の持論としては「外」→「内」の順番の方が効果が高いと思います。

また、刑務所の職業訓練が抱える課題については、自身の経験を織り交ぜながら明日の記事にしてみます。





(中略)彼は自分の装備がついたベルトを外し始めたのです。彼はシャツとバッヂも外して、「ケンカしよう」と言ってきました。

そこで私は、「ナシにしてくれるか?」と彼に聞きました。これはライカーズ島でよく聞くフレーズで、誰にも何も告げ口しないことを確認するものでした。


「ナシにする」と彼は言った後、私にも同じことを尋ねてきましたが、私は返事さえしませんでした。

そして彼の顔面を殴りつけ、ケンカが始まったのです。彼が私を壁に押しつけ、もがいている最中私に、「満足か?」と言ってきました。勝ち誇ったかのようにね(笑)。私の頭の中では私が勝っていましたが(笑)。調子に乗って私も言いました。


これ、看守(刑務官)と囚人(受刑者)の話ですよ?(笑)

「マジかよっ!!」

ってのが率直な感想。

日本の刑務所だったら刑務官に逆らえば相手が怪我をしてなくても新聞沙汰ですよ。

実際に島根あさひでも刑務官の胸倉を「小突いただけ」で即新聞沙汰ですからね…。(まあ、その小突かれた刑務官は小突かれるべくして小突かれた、みたいな人でした。)

なのに何なの。この男気(?)

少年刑務所から移送されてきた人の話で、

「受刑者同士の殴り合いのケンカを刑務官が承知し、黙認する」

みたいなのは聞いたことはありましたが、ここまでの話は噂でも聞いたことがありません!記事を読む限りかなり受刑者と刑務官の「距離が近い」ですね。






思春期の子ども達がライカーズ島に来て収監される建物を「C74 RNDC」といいますが、「グラディエーター・スクール」と呼ばれています。

なぜならストリートから、「我こそが最もタフだ」という若者がやって来て、すでに5つのエリアに収監されている、同じく「自分が1番タフだ」と思っている若者達に囲まれる。そんな環境だからです。


そうして若者の集団同士が、我こそはと衝突し合います。


正直、そのような雰囲気は非常に危険ですし、若者にとっては害悪です。

私達はそういった施設をサポートする必要があります。

そこにいる若者達は、「かつてのストリート時代のライフスタイル」を維持する必要などないと気づくべきなのです。


残念なことですが私が刑務所にいたとき、出所したらどんな犯罪を犯すかについて話している人達がいました。


「出所したら知り合いのツテでヤバいことやらかす」


といった具合です。

こんな会話を聞くと私はいつも、出所後すぐに犯罪を犯す彼らを指して、「刑務所早戻りプラン」という名前をつけていました。

そんな人達の出所後の生活がどれだけ続くのでしょうか。

リタイアした後はどうするのでしょうね。

年金とか健康保険とかも気になりますよね


なんだよこのリアル「クローズ刑務所版」みたいな状況は!(笑)

いや、マジでアメリカの刑務所怖いわ…。僕行ったら初日に「底辺パシリ」決定ですわ…。

あと、

「出所したら知り合いのツテでヤバいことやらかす」

これは感覚的に分かりますね。

よくいましたよ。

「アドレス交換にいそしい人」

「先に出たら絶対差し入れするから!」みたいなことを言ってる人に限って「音沙汰無し」のパターン。

他にも、

「出たら俺の会社で働け!」とか。

心中、「あんたそれ絶対嘘やろ。会社もってるという所から、すでに。」

なんて毒づいていました。

というか、何で刑務所で「人脈作り」に励もうとするのか本当に謎でしたね…。

「それ一番作ったらイカン人脈やんけっ!」

っていつも思ってました。

なので、自分は刑務所内で知り合った人と出所後誰一人として連絡をとっていません。(そもそも連絡先自体知らないな…)






「ぼくはきみ。きみもぼくも同じ。

君がしようとしてることは分かる。

なぜなら自分も過去に同じことをしたから。

アイツとアイツとアイツとはつき合うな」


そう言うでしょう。

行くべきでない場所についても話しますし、学校に行けとも言うでしょう、必ず将来役に立つので。こういうことを若い少年少女に伝えなければいけないのです。


「僕は君」

これこそが「元受刑者」だから言えること。

「当事者」だからこそ持てる言葉の重み。

やっぱり、当事者でないとどこかで「上から目線のお説教」に感じでしまうのは仕方ないこと…。

頭では理解していても、感情が追いついてこないから。



ということで、世界にはやっぱりたくさんの「先人達」がすでにいるんですね!!

「けもの道」を突き進んでいる先輩が。

世界一周の際にはぜひぜひ取材させていただきまっせ!


今日もいい刺激、ごちそうさまです。


それでは、みなさん良い週末を!イノシシでした☆

ドスコイッ!!