前々から、知ってはいたんです。

延々と、先伸ばしにしてたんです。。

でもついに、読んでしまったわけです。。
 

もうあまりにも有名な作品だと思いますが…

コウノドリ(1)
鈴ノ木ユウ
講談社
2013-09-20

 

もうね、タメになりすぎるわ。本当に。これから親になる人も、すでに親になっている人も、そして親になる予定が全くない人も。みんなが読んで楽しめるかつ学べるマンガであります。

よくいうじゃないっすか。「えーっ!あれ読んだことないの?!人生の半分は損してるよ??」みたいな耳にタコができてそのタコがさらに取れるぐらい聞かされたセリフが。

でもね、僕はこのマンガを読んで言いたいわけであります。

「このマンガを読んでない人は人生の280パーセントを損してると。」言うなれば僕なんて前世と今世、さらには来世をまたいで損しちゃってたわけです。

あぁ、恐ろしや、恐ろしや…。
 

っっっつ!てことで、イノシシと独断と偏見による「コウノドリ」読みどころ紹介開始といたやしやす。



①マタニティマークを初めて知りました。

2015 08 06 16 08 41

あるんすね。そういうマーク。僕が知ってるマークといえば自動車の若葉マークと高齢者、障害者、あとは「子どもが乗ってるマーク」ね。びっくらこいたわ!

ほんでもっとびっくらこいたのは「妊婦さんはお腹が大きくなる前の方が流産のリスクが高い」ってこと。マジかよ!!いわゆる「安定期をまだ迎えていない妊婦さん」ですね。お腹が出てたら周りも気づくじゃないっすか。「あっ、この人妊婦だな。気を使おう。」って。でもそれよりさらに気を使わなければいけないのは「お腹の小さな妊婦さん」なんですね。目から鱗。今後マタニティマークには敏感になっていくっす!!
 

↓ちなみにこれがマタニティーマーク。みなさん要チェックですぞ(`・ω・´)
マタニティマーク

 


②「つわり」は千差万別別

2015 08 06 16 14 18

まじっすか。僕の中での「つわり知識」といえば「食欲旺盛」なのに「吐き気が多々ある」そして「酸っぱいものが無性に食べたくなる。」とかそんなもんでした。なんかもう色々とスミマセン。匂いに敏感になる人もいればケロっとしてる人もいると…。

これって「生理」と一緒なんですね。あれって人によっては本当に死にそうになったり月何回も来てる人がいるかと思えば、「今日生理中〜( ^ω^ )」なんて割と軽い感じの人もいる…。「つわりは生理のように千差万別」で記憶しておきまする。




③「無脳症」という確率。

2015 07 28 05 13 00
2015 07 28 05 13 11

僕もこの本で初めて知ったんですが、「無脳症」といって「脳を持たずに成長してしまう胎児」がいるらしくて…。もちろんその子は生きられないので、母体の健康も考慮し発見された時点で「中絶」の選択肢がとられるわけです。画像にある母親の「この子はなんのために…殺されるためにここに来たんですか?」という言葉には産婦人科医として「そうです。」としか答えられないわけで…。誰が悪いとかそういうわけではないのに、何かこうやるせない気持ちになります…。




④予防接種一つで防げる障害がある。

2015 07 28 21 36 05

2015 07 28 21 36 08
「先天性風疹症候群」本書の中にはそれが原因で視力持たずに生まれてきた子どもが描かれています。多くのいわゆる障害が「防ぎようの無い確率の問題」であるとは逆に、これは「両親が事前に予防接種を受けておけば防げる病気」です。しかも妊娠7週目の方が風疹にかかった場合の胎児の感染率は「80%」という非常に高い数字。もし「まあ大丈夫だろ〜」といいた軽い感覚でそれをさぼっていたのならば、親子ともに一生後悔する羽目になるかもしれません。僕、もし今後そうなったら絶対受けときます。




⑤タバコはやっぱり妊婦に悪い。

2015 07 28 20 46 08

流産率は2倍になるし、早産率は1.5倍。ぼんやりと「なんとなくいけないもの」とは認識はしていたものの、こうして具体的な数字を出されるとグッと現実味が増します。お母さんはもちろん、お父さん、さらには周りも気を使っていかなアカンですな!

 


⑥中絶は「手術」ではなく「お産」

2015 07 28 05 00 48


2015 07 28 05 02 39
「できたらできたとき」僕、正直そういう考えたの持ち主です。んで多分計画的なものでなくても産んでほしいと思います。

でも、もしそれができなかったら?全く考えてませんでした。もはやそれは「手術」ではなく「お産」なんですね。一人の人間の命を自分の都合で奪うという行為。完全に独りよがり。体に傷ができるのは女性だし、今後の出産のリスクも高くなる。痛みにも耐えなくちゃいけない。反省しました。いや、ちゃんとつけます。




【まとめ】出産という奇跡を知る教科書。


本書にはその他にも

・「低体重出生児」
・「育児疲れとマタニティーブルー」
・「助産院と産婦人科の連携」
・「障害のある子どもを産むか産まないかの選択」
・「学生妊娠&出産」
・「帝王切開」
・「高齢出産」
・「研修医の苦悩」
・「父親が分からない子ども」

等々の数々の豊富な事例が出てきます。全部半端なく勉強になるし、「あっ!これってそういうことあだったのね!」という気づきも多々あり。「これ、学生のときに読んでたらよかったーー!!」的な1冊間違いなし。知っていることで救える命があるし、相手を傷つけたりしなくてよくなることもある。そして親の偉大さを知れる、本当にいい漫画でした。


「いい国(1192)つくろう鎌倉幕府☆」
「サインコサインタンジェント☆」

とか言ってる場合じゃなっすよ。もう学校の保健の教科書にすべき。もっと実学の勉強したかった。マンガはその「とっつきやすさ」が武器。絶対に文字だらけの教科書よりも身になるはず。タメになるはず。これ本当に。

 

今日はお笑いモンスターこと明石家さんまさんのあの名言で締めくくりたいと思います。。。。



「生きてるだけで丸儲け」



こうして生きているだけで、それは奇跡。イッツ・ミラコォ。



オカンとオトンの偉大さを噛みしめつつ、けもの道をいこう。


コウノドリ(1)
鈴ノ木ユウ
講談社
2013-09-20







P.S.そういえばドラマ化されるらしいっす!!

主演は綾野剛さんとのこと。「そこは佐々木蔵之介さんでしょうがっ!」という心のツッコミは置いといて、ドラマも楽しみですね。今年、2015年10月スタート!

(参考リンク) TBS金曜ドラマ「コウノドリ」HP