笑っちゃいけないけど、笑っちゃう。「こっ、これは…」な作品。

東京タラレバ娘(1)
東村アキコ
講談社
2014-09-26




 

当方もアラサー男子、いわゆる後1年強で三十路の男。身につまされる想いで拝読いたしました。
 

主人公は「昔はそこそこモテてカワイかった女子3人組」そんな彼女たちもあれよあれよと気がつけば30を過ぎ…。「私にはもっとふさわしい人がいる!!」と思い選り好みを繰り返していく内に「ん?何かあたしら行き遅れた感ない?」の状況に…
 

昔自分に告白してきた男がいい男になって再度アプローチしてきた!

「もうコイツで手を打つか〜」と想いながら話を聞いてみると…
 

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玉砕。粉砕。木っ端微塵。

読んでるこっちがヒリヒリしちゃう(´;ω;`)

 
 

「何振りかまってられるかよっ!」と望んだ婚活パーティーでは…
 

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退散。逃亡。風の如し。


若いころ遊びにかまめていたツケか、仕事では後輩に追い抜かれ…


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孤独。焦燥。やるせない。


もはや自分たちの戦闘能力(=市場価値)の低下を認めざるおえない現実がそこに…(・◇・)。
 
 

これって男女に関わらないと思うんです。

若い頃カワイかった、カッコよかった人ってもう「それだけでモテた」と思うんです。本人の頭の中にはそうした「過去の栄光」がある。ありがたいことに(残念ながら?)僕には一切ありませんがね!(`・ω・´)

それにかまけて努力を怠っていると…。

女性は「あの頃の自分のような若くてカワイイ子」がわんさか自分の狙っている男のライバルとして現れ…。男性でも「仕事ができる」「金がある」といった容姿を補うだけの何かがないと、結局「結婚」となると難しいような気がします。
 

認めたくないかもしれないけど「自分の市場価値はそのままほって置くと相対的に下がっていく」もんです。いうなれば、

「今サボっているツケは数年後に必ずくる」
 

本書は東村先生節が炸裂しギャグの速射砲にのっけから蜂の巣にされること間違い無し。ただ、そのコミカルな笑いの中には厳しい真実が含まれておりました。


妻子ある男性に騙され不倫…
年下にいいように弄ばれる…
二番手以下のセフレ…

他人事なら笑ってすませれるけど、自分事となるとそうもいかないよな〜と思ってしまったのでした。

東京タラレバ娘(1)
東村アキコ
講談社
2014-09-26




 

僕ももう年齢を言い訳にできる年ではありません。「昔」は騙し騙しできていたこと、見逃されていたことが表面化してくる時期。(というかもうしてる?)

 

数年後、今を振り返ったときに後悔はしないように。

 

けもの道をいこう。