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ド、ド、ド、「ドラゴン桜」を知ってるかい?


ドラゴン桜(1)
三田紀房
講談社
2012-09-28

「いつの話してんねん?」ってツッコミの礫が四方八方から飛んできそうですが、このマンガに今更ながらとんでもハマってます。というか三田さんの作品全般ですね。「インベスターZ」「砂の栄冠」「マネーの拳」とか、とか。「絵がちょっと…」というマンガとしてはかなり高めのハードルをしれっと超えてくる数少ないお方の一人。スゴイよスゴイよ。ヤバイよヤバイよ。


一旦、出川は置いておいて。(哲っちゃんゴメンね!)


「ドラゴン桜」の内容をウルトラざっくり説明すると、


「落ちこぼれ高校生が東大を目指すお話」


一行で足りてまいました。

まあそれぐらいシンプルな話なんですが、出てくる先生が壮絶破天荒なのに超絶優秀だったり、受験対策がやたらとリアルだったり、勉強から広げて人生にまで示唆に富む内容がボコボコ出てきたり、と非常に面白くタメになるマンガなのです。

今日もしこしこシュッシュとフリックしながら貪り読んでた所、非常に「ま、まさに…」のセリフがありまして…。

それが、


「東大は名刺なんです。」


これ。

その先生曰く、


「東大という肩書きは《相応の努力をしてきた証明》であり《名刺》。」


ですね。

これって企業の就活とか面接でもいえること。

当たり前ですけど、その場でのコミュニケーション能力以外に初めて会う人の能力を一瞬で判断することはできません。(中には「あっ、ヤバす…」と直感が囁きかけてくる人もいますが。。)

だから「自己紹介」が必要。

ネットが急速に発達してきたため本当に才能や実力のある人は「周りが放っておかない世の中」になってきてるとは思います。特にウェブ上で仕事もしくは作品を発表している人は。

だけど現実世界でいきなり、


「さぁ、貴様の成果を出してみよ!ドゥハハーー!!」


って言われも、


「ちょっ、待っ…」


ってなる人が大半。そんなときに手っ取り早いのが「学歴」や「職業」という名の肩書き。

例えば、「弁護士してます」と言われれば「日本で最難関の国家資格を突破してきた人」であることは一瞬で分かります。もう少し詳しく説明すると、

「元からある程度の地頭がある人」
「淡々と努力を続けれる人」
「文字に対しての読解力や情報処理能力が高い人」
「論理的な物事の組み立てが出来る人」

ということが想像できる。判断できる。弁護士といってもピンキリ。さらには「試験と実務で求められる能力の乖離」もあるとはいえ「頭の下限のライン」でいえば間違いなく世間一般よりは上の可能性は高い。医者や公認会計だって同様に。性格は別にして。

だから「名刺」って表現は本当に適切だと思ったんです。

で、そこからさらに思ったのは、


すべての人おいて「肩書き」は大事。


これ、先に例に挙げた「学歴」「職種」だけじゃないんです。

万人共通かつ一番重要な「肩書き」は、


「それまでの仕事の成果」


単純に。「肩書き嫌い!ムキーーツ!!」って言ってる人もこれには納得してもらえるんじゃないでしょうか。要するに、これはあれってことですね。


「肩書きが無いなら自分でつくるしかねえ」


「ムキーーッ!!」なってる場合じゃないんです。逆恨みしてる場合じゃないんです。だって相手は自分のこと知らないわけだから。学歴だけで面接落とされたり、軽く見られたりするのは当たり前の話。そういった態度を他人に対して取ることは別にして。

あと、この「肩書き作成」のときに注意しなくちゃいけないのは、


「多くの人(もしくは対象とする相手)がその価値を理解できるものであること」


まあ、

「きらきら自分発見夢カタリスト」

よりも

「年収一千万」

の方が圧倒的に説得力と破壊力があるじゃないですか。他にもサイトでいえば「あなたの《したい!》がきっと見つかる☆」なんて自己紹介は「月1000万PVあります。」の前は「チーン」なわけで…。


とにかく本日は


「肩書き大事」
「肩書きで差別すな!は逆恨み」
「無ければ自分で作るしかなねえ」
「しかもそれは相手が価値を理解できるものである必要がある」


なんてことを三田先生に教えていただきました。

コツコツやるしかないっすね。他人の影響力を元にした肩書きは一瞬で「メッキぺろんの刑」になってしまう世の中ですから。怖や怖や…。

自力で「成果の肩書き」つくってる人はカッコいい。


けもの道をいこう。


ドラゴン桜(1)
三田紀房
講談社
2012-09-28