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はじめまして!ライター兼ブロガーのイノシシと申します。86年生まれの29才。来年三十路を迎える高知県出身の(♂)です。

このブログを始めてはや1年1ヶ月。これまでも読者の方から

「誰やお前?!」
「一体何して捕まったんや?!」
「どこの刑務所行っとったんや?!」
「今何しとんのや?!これから何するんや?!!」

なんて質問をいただくことが多くありました。そんなご要望(?)に応えるため、ついに簡単なプロフィール記事をつくってみました!この記事を見れば僕の人となりをざっくり分かってもらえると思います。
 

生い立ち

生まれは四国の高知県。ごくごく普通の一般家庭に育ちました。両親が不仲なわけでもなく、学校生活もほどほどに楽しんでいた記憶があります。世間から見ても何かビッグイベントが起こるわけでもない平凡な日々。中学高校を経て地元の専門学校を卒業。卒業後は地元の病院で医療職として勤務をしていました。
 

若気のノリで創業メンバーに

そんな僕ですが、実は専門学校時代から周囲の仲間と「何かビジネスをやろう!」と盛り上がり、そのままのノリでとあるビジネスを始めていました。新卒1年目で病院に就職した際は完全に「二足のわらじ」状態でヘトヘト‥。多くの人にかけたご迷惑、今でも深く後悔しています。
 

死に物狂いで働いてきた創業期

完全な素人同士でビジネスの世界に飛び込んだ僕たちは、ことあるごとにとんでもない失敗ばかりを繰り返しました。ちょっとここでは恥ずかしかったり悔しかったりしすぎて書けないような内容も、多々あり‥。一緒に始めた仲間も次々と倒れていく中、僕を支えていたのは「馬鹿にしたヤツらを絶対に結果で黙らせてやる」その意地だけした。長さは自慢になりませんが、それでも1週間で100時間以上は働いていたと思います。
 

事件、認められなかった自分たちの実力

僕も1年で病院を退職し、自分たちで始めたビジネス1本の生活に。本当にしどかったですが、創業2年目になると何とかビジネスも軌道に乗ってきました。しかし、そこで思わぬ誤算があり、僕たちは最悪の選択肢を選んでしまいます。今こうして振り返ってみると「舐められたくない」「失敗したくない」という気持ちばかりで、自分たちの実力を認められなかったんでしょう‥。

※事件に関しては以下の記事に詳しく書いています。

(参考記事)
・私の犯した事件について、「今の時点」でお伝えできる内容です。

逮捕、そして受刑者という立場に

事件から半年、何食わぬ顔でそのままビジネスを続けていた僕たち。しかし、そんなことはまかり通るはずもなく、結局は逮捕されてしまいます。

当時残っていた創業メンバーは僕も含めずべて逮捕され刑務所行きに。「俺の人生終わった‥」と自業自得ながら最初はひどく落ち込んだことを覚えています。3年近く一般社会から離れることになりましたが、家族や友人の支えもあり、何とか立ち直ることに成功します。そして、当時から僕の頭の中には「絶対にこのままじゃ終われない。もう一回人生をやり直せることを証明したい」という気持ちがありました。

※受刑生活で学んだことや当時の様子は以下のカテゴリーに記しています。

(服役先、刑務所生活について)
・イノシシ獄中日記

出所後、現実を突きつけられる

受刑者中は「出所したらのし上がってやる!」と息巻き、ひたすら読者や勉強に没頭し、本だけでも年間あたり300冊以上は読んでいました。

しかし、出所後に待っていたのは厳しい現実。

「前科を隠さなくても仕事を選ばなければ就職できる」と高を括っていた僕は厳しい現実に打ちのめされました。かといって自力で稼げる実力も無ければ方法も知らない。刑務所の中では自分で「ちょっとモノを知った人間」と勘違いをしていた僕は、嫌というほど己の不甲斐なさを痛感しました。

(参考記事)
・元受刑者の就職 ~経歴詐称は避けられない?!~
・「出所者の2%しか利用していない」出所者支援の協力雇用主制度における衝撃の事実。
・「実際役に立ったのか?」刑務所内での「職業訓練」を今さらながら振り返ってみた。

何とかこぎつけた就職、予想外のブログ開設

多く縁に恵まれ、なんとか就職できた僕は「世界一周に行く!そしてその後起業する!」という漠然とした目標を持ちながら働きだしました。そんな中、これまた多くの縁に恵まれ予想外のブログを開設。当初は「元受刑者でもやり直せるということを証明したい!」と逸る気持ちのみで始めたこのブログですが、今では月10〜20万PVは見ていただけるようになりました。読者の皆様、ありがとうございます!

そして、ブログを続けているうちに「出所者のその後を追ってみたい」という気持ちが僕の中に芽生え始めました。それは、出所した当時の「どうして実際に役に立つ情報がこんなに少ないんだ?」という疑問や、ずっと抱き続けていた「前科を隠さずに、逆に活かせる生き方をしたい!」という思いからです。

そんな中でビッグイシューオンラインの編集長で僕にブログを進めた張本人でもあるイケダハヤトさんから「ノンフィクション作品をつくる話」をいただいたのです。

(参考記事)
・今の会社で働きだして一年が経ちました。前科者は就職してからが本当の勝負だと感じる今日この頃。
・「けもの道をいこう」が生後1年を迎えました。ブログを開設して学んだ7つのこと。

退職し、フリーランスに。ここから1年かけて取材の旅へ

2015年10月末にお世話になった会社を退職し、とうとうフリーランスとなりました。

取材費を頂きながらの旅であるとはいえ、それだけでは生活できません。現在はクラウドソーシングを利用したライター業を軸に、このブログの収益(微々たるものでありますが)などで生計を立てています。

ここからは約1年をめどに月に数回の取材を行いつつ(ビッグイシューオンラインにも連載)元受刑者という立場で情報を発信していきます。僕には「自分の記事で誰かを救う!」などといった大義名分はありません。僕自身が今もなお捕らわれている「前科、元受刑者というコンプレックス」を自らの手で払拭するために活動しています。もちそん、その活動が結果として同じ境遇の方たちの力になれば、それはそれで大変嬉しいことです。

とにもかくにも、世間で埋もれている「元受刑者の実生活」に関する情報を掘り起こすため「けもの道を進んでいく最中」というわけです。

(参考記事)
・イノシシ、会社辞めたってよ。

終わりに

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元受刑者の方ご本人はもちろん、その家族、恋人、友人や施設の方などから「取材をしてほしい」という連絡をいただければ、できる限り対応だせていただきますので気軽にメッセージを下さい。

その他にも「出所者支援や刑務所関連でこんな情報あるよ!」といったメッセージも大歓迎です。情報化社会において元受刑者の情報は驚くほど埋もれています。みなさんの力が本当に助けになります。

っとこんな所で僕の自己紹介は終わりにさせていただきます。自分自身どうなるか分かりませんが、やれるところまでやってみます。どうかみなさん、これからも温かく見守ってやって下さい。

けもの道をいこう。